EGitとEclipseのバージョンが合わず、インストール時にエラーになるときの対処法
EclipseにEGitをインストールする場合は、このページに書いたURLを指定すれば、最新版のモジュールを取得してくれるので、多くの場合インストール可能ですが、 Eclipseのバージョンが古かったりすると、依存関係のエラーが出て、インストールできないことがあります。
エラーの原因は様々でしょうが、お使いのEclipseに合ったバージョンのEGitをダウンロードしてきてインストールすれば解決する場合もあります。
私の場合は、以下のようなエラーが出ていました。
Cannot complete the install because one or more required items could not be found. Software being installed: Java implementation of Git - optional Http support using Apache httpclient 4.5.0.201609210915-r (org.eclipse.jgit.http.apache.feature.group 4.5.0.201609210915-r) Missing requirement: Apache HttpComponents HttpClient 4.3.6.v201511171540 (org.apache.httpcomponents.httpclient 4.3.6.v201511171540) requires 'package org.apache.commons.codec.binary 1.6.0' but it could not be found Cannot satisfy dependency: From: Java implementation of Git - optional Http support using Apache httpclient 4.5.0.201609210915-r (org.eclipse.jgit.http.apache.feature.group 4.5.0.201609210915-r) To: org.apache.httpcomponents.httpclient [4.3.6.v201511171540]
依存関係が満たせず、インストールを完了できなかったようですね。
そのような場合には、EGitのFAQのページに行ってみましょう。ここには、古いバージョンのEGitのインストールURLや

EclipeのバージョンとEGitのバージョンの対応表などがあります。

私の場合は、Eclipse4.4.2(Juno)で上記のエラーが出ていました。対応表によると、インストールした時の最新のモジュールEGit4.5.x もJunoに対応しているんですが、微妙に依存関係を満たせてないようです。こんなこともあるんですね。

で、順番に新しい方から試していきましたが、EGit3.2で無事インストールできました。インストールのロケーションには、上記の表の「http://download.eclipse.org/egit/updates-3.6.2/」を使うようにしましょう。