EclipseのEGitで、ローカルの編集を取り消して、最後のコミットされた状態に戻す方法
Eclipseとgitを使って開発を行っていると、ファイルを少し修正して動作確認を行ってみたりすることがあります。
動作確認が終わって、ファイルを元に戻そうとしたときに簡単に元に戻す方法をメモです。
1つか数ファイルを元に戻す
修正したファイルが少ない場合は、ひとつひとつ元に戻すのが安全です。
この場合、Eclipseで対象のファイルを右クリックして、「置換」→「HEAD改訂」にすると最後のコミットした状態(もしくはPULLした状態)に戻ります。
もうひとつ、「置換」→「Git インデックス」というのもありますが、こちらはローカルのインデックスの状態に戻す操作になります。

プロジェクトをまとめて元に戻す
修正したファイルが多い場合は、プロジェクトをまとめて元に戻した方が良い場合があります。
この場合は、「チーム」→「リセット」にすると、元に戻せます。
この戻すときのオプションには、
- ソフト(HEAD更新)
- 混合(HEAD、インデックス更新)
- ハード(HEAD、インデックスおよび作業ディレクトリ更新)
の3つがあります。
ハードが一番きれいな状態にしてくれますので、通常はこれを選びます。

※ただし、プロジェクトによっては、ハードにしてしまうと、依存関係がくずれて、エラーになってしまう場合もあるので、この作業をはじめて行う場合は、ローカルのgitディレクトリをバックアップしておくことをお勧めします。